春の足音
こんにちは!
カウンセラーの榊原です。
先日2月2日は節分でした。今年は立春が3日に来る関係上、2日に節分となったようです。節分は、字の通り季節の分かれ目を表しており、季節が変わる頃に起こりがちな病気や災害を鬼に見立てて追い払い、昔は新年=立春とされていたことから、新年の幸せを願う意味が込められた行事だそうです。
私も無病息災や心身の健康を願って、年の数(以上)の福豆と恵方巻をいただきました。
季節の変わり目は、心も身体も一生懸命適応しようと頑張りますが、負担がかかり、疲弊しやすい時期でもあります。うつ病や適応障害、依存症などの症状が不安定になりやすい時期とも言えます。
私は、どこか落ち着かない時にこそ「季節を感じること」を意識しています。いやいや、そんな暇はない。との声が聞こえそうですが、ちょっとした時に探してみると、案外季節の移り変わりを感じることができます。
私は食べることが大好きなので、スーパーで季節を感じることが多くあります。最近では、いよかんやデコポンなどの柑橘果物、フキノトウ、スナップエンドウといった春を感じさせてくれる食材が並んでいます。桜餅や苺大福はいつも買うか買わないか葛藤しています(笑)
食べ物以外にも草花や天候、空の様子、星座の移り変わり、服装や色使いなど、様々なことから季節を感じることができます。
気持ちが落ち込んだ時
何に対してもやる気が起きない時
気持ちが高ぶって視野が狭く感じられる時
こころに余裕がなく、今を生きることが精一杯な時もあると思います。
そのような時は、軽く深呼吸をして、目線を少し上げて、周りを見渡してみてください。季節の変化を見つけると少し嬉しくなります。今を感じ、これまでを振り返り、これからを考えていくきっかけになるかもしれません。
最近では、「自分はアダルトチルドレンではないか?」と相談に来られる方が増えたように思います。人間関係や夫婦不和による夫婦カウンセリングも多く、日々辛い中で懸命に過ごされていることがうかがえます。
「変わりたい」「今の状態を改善したい」と思われた時に、ぜひ一度、聖心こころセラピーに相談にいらしてください。人生は一度きり。自分らしい人生を歩めるように全力でサポートさせていただきます。