紅葉を見に
少し前、紅葉を満喫するために母親と共に、旅行に。
抜けるような青空の下、日常生活から離れて、穏やかな時間を過ごす
いつもと違った環境で、新鮮な景色。
知らない街では街ゆく人々もなんだかスローモーションのように流れていく
周囲には多くの観光客のにぎやかな笑い声
誰もが上を見ながら青赤黄のコントラストを味わっている
隣の母親を気遣いながらも、ゆっくりとした時間の流れを感じる。
普段食べないものを食したり、夕方の空をゆっくり眺めたり、流れる景色をふんわり見ながら、のんびり過ごせる贅沢を味わう
年齢を重ねるごとに見える景色が変化していく
旅行の価値や喜び、心惹かれるものも変化していく
自身の変化も共に過ごす人の変化もすべて想定通りにはいかない。
今この瞬間に見えているものを噛みしめていくしかない
できるだけ、目にするもの、耳にするもの、感じるものは心地よいものであることを心がける。
何を見てどう感じるかを自分で知っていく。
その場所を自分で選択しながら、心を豊かに穏やかに過ごせるように。
色鮮やかな紅葉があふれる庭園をゆっくり歩きながら、この美しさを守り続けておられる方々への敬意と感謝の気持ち、きちんと丁寧に生きることの大切さを改めて実感した