対人関係


お久しぶりです。竹谷です。やっと気温が上がり、過ごしやすい日々となってきました。その一方で、私は毎日花粉症の症状に悩まされております。「今戦うべきは己ではない。花粉だ。」と俳優の赤楚衛二さんがおっしゃっていましたが、全くその通りだと思います。
さて、大阪聖心こころセラピーではHSPの方やアダルトチルドレンの方など、様々な方が来談されますが、一番多いご相談内容が対人関係の悩みです。4月から新生活が始まる方は特に新しく人と関係を築いていくことに不安があるかと思います。今回は他者と関係を結ぶことについて改めて考えてみたいと思います。対人関係でお悩みの方の一助になれば幸いです。
まず、大前提として“人間関係”ですので、“人-人”です。 “人-物”でも“物-物”でもありません。私が思うに、人間関係がうまくいっている時というのは“人-人”の対等な関係である時。自分も相手も主張し、双方その主張を受け入れ妥協点を模索できる状態です。一方、うまくいっていない時はどちらか一方が物のように扱われていると思われます。
大前提として人間は物ではありません。人と物の違いの一つに関係性が作れるか、他者への感情が沸き起こるか、というものがあります。例えば小石を二つ並べたところでそれぞれの石はもう一方の石になんの感情も沸きません。また、人は石を持ち上げて動かすことはできますが、逆はできません。つまり、人は人から物を動かすようには動かされないとうことです。他者の考えを押し付けられ、自己主張が許されず、相手の所有物のように扱われている時、人は人として大事なものが損なわれていってしまいます。そのような状態が長く続けば続くほど、どんどん物化していき、生き生きとした感情やエネルギーが低下していってしまいます。
相手との関係がうまくいっていないと感じる方は、相手を物として見ていないか、自分が物になっていないかを、今一度見つめ直してくださいね。