春の訪れに心躍らせて

こんにちは！
カウンセラーの榊原です。

三寒四温の季節となりました。
朝夕と昼中との寒暖差、柔らかな日差しと細やかに降る春雨、容赦ない花粉（これが辛い！）に季節の移ろいを感じています。

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われるように、お正月から3月は行事が多く、あっという間に過ぎてしまう様子を表現していますが、まさにそうだな～と感じるこの頃です。

3月は、会社の異動や配置換え、進学、就職など変化が始まる時期であるため、期待や不安、嬉しさや寂しさが入り混じる季節でもあるように思います。
将来への期待に胸を躍らせ、成長した自分を振り返り認めることができる人もあれば、大きな変化に不安が膨らみ、別れによる寂しさや孤独感に苛まれている人もおられるでしょう。

特に人間関係を苦手と感じている方は、3～4月にかけては落ち着かないことと思います。
社交不安障害や回避性パーソナリティ障害、ひきこもりのように、人とのかかわりをできるだけ避けようとする人にとって、変化する人間関係が苦痛でしかないでしょう。
不安障害やうつのように、関係性が崩れることへの怖さや人からどう見られるか恐れている人にとっても、変化についていくことが辛い時期かと思います。

人生において人間関係は切っても切り離せません。避けては通れないのが人間関係です。
“人と関わりたいのに関われない”そう思い込んでいる方もいれば、思い込まされてきたことで身動きが取れない方もいます。
過去の体験がトラウマのようになっている方や「自分なんて…」と自身を下げて考えている方もいます。

そのような生きづらさをそのままにすれば、少しずつ、でも着実に自分の考え方や行動に影響が表れてくるでしょう。

季節の変わり目は気持ちも移ろいやすいように思います。
不安が強い方や生きづらさを感じている方は是非一度ご相談にお越しください。一緒に自分らしい心地いい世界に歩みを進めていきましょう。