回復の第一歩

色づき始めた並木道

はじめまして。カウンセラーの井元です。

今年は例年にもまして暑い日がいつまでも続きましたが、ようやく秋らしくなってきましたね。私の住む京都でも木々が色づき始めました。今朝は知人が出品している美術展を観に、京都市美術館まで散歩してきましたので、東大路の並木道をお届けします。

30分ほど歩いたのですが、天気が良くて日光浴にもなりました。朝に日光を浴びると、幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌が促されるそうです。セロトニンが不足すると、精神状態が不安定になったり、うつやパニックを引き起こしやすくなります。ストレスが溜まっているなと感じるときは、適度な運動を兼ねて朝の散歩で日光浴をするのもいいかもしれませんね。

さて、今回は多くの方にとって「生きづらさ」の原因となっているAC(アダルトチルドレン)について少しお話します。

「私はアダルトチルドレンだと思います」とおっしゃって相談される方はとても多いです。
そういう方にお会いする度に、私は「すごいな」と尊敬します。
今のご自身のしんどさの理由を、生い立ちを見つめ直すことによって自覚することは難しい場合もあるからです。
でも多くの場合、それを認めることから回復が始まります。そこから「自己責任」という罠を抜け出し、自分の人生を取り戻していけるのです。

聖心こころセラピーでは、まず心理テストによって、生い立ちやトラウマの有無など、自分では分からなかったり、一人では見つめなおすことが難しかった自己認識を、カウンセラーと一緒に深めることができます。 そこから意識や行動を変容していくのは、時として辛いと感じることもあるかもしれません。そんな時に、カウンセラーを伴走者だと思ってみてください。
ご自分の人生を少しずつ取り戻していくための、お手伝いができたらと思います。

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