『初投稿』
はじめまして。カウセラーの福永です。
ブログご訪問ありがとうございます。
このブログでは、心理学のお話も少し交えながら、日々の雑感をお伝えしていければと思っております。 どうぞよろしくおつき合いください。
今回は句点(。)を巡って少し。 最近LINEでメッセージをいただくとき、文末に句点を打たない人が、若者に限らず少しずつ増えてきている印象があります。ネットで状況を探ってみると、句点を使う人も使わない人も一定数いて、それぞれに思うところがあるようです。
使わない派の人たちは、「句点を使うと堅苦しい印象や冷たい印象を与えてしまう」と感じていて、さらに、若者同士の間では「句点は怒っていることを意味するときに使用される」と考えられている場合もあり、句点が使われていると怖いと感じてしまう人もいるそうです。驚きもしましたが、使わない理由はとりあえず了解できました。
使う派の人には、「文章の区切りや終わりを示すものだから」「文末に句点を付けるのは日本語として当たり前」という思いがあるようです。
さて。これまで使う派でやってきた私としては、今後どうしたものか。どうしたいのか。どうするのが最善なのか。あれこれ悩んだあげく、心理学の「ミラーリング」の考え方を援用し、使う人、使わない人、それぞれ相手のスタイルを真似ることに落ち着きました。
心理学のミラーリングとは、相手のしぐさや言動・行動を鏡のように真似ることにより、相手の警戒心を取り払い、安心感を与え、信頼関係を築くための技法です。
できることなら、使う人も、使わない人も、不快にさせたり怖がらせたりはしたくありませんでしたので、今回は私から相手への友好の表現として、相手のスタイルを真似ることを選択しました。
句点に限らず慣れ親しんだものが変わっていくとき、その変化を良しとする人の心にも、良しとしない人の心にも、いつも様々な感情が湧き起こります。
戸惑ったり悩んだりしながら、日々立ち現れる変化と丁寧に向き合っていければと思っています。