【ご相談者様の声】機能不全家族
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週一回ペースで10回通った 30代女性 会社員
30代女性
親は親なりに一生懸命育て愛してくれていたのだろう、という考えは間違いでした。家族を客観的に捉え、冷静に見つめ直すことで、自分を愛し、認めてあげることができるようになりました。
常に心にぽっかり穴が開いた感覚、底知れない寂しさ、孤独への怖さが付きまとっていました。
私には姉がいて、誰もが認める才色兼備。
自慢の姉であると同時に妬ましく思う時もありました。
父と母にいつも褒められて可愛がられている姉。
何もやっても“普通”の私は姉のように親の注目を集めることができません。
それでもここまで大きく育ててくれて何不自由ない生活をさせてくれた親には感謝しています。
そんな私の家庭は「機能不全家族」と言われました。
初めは受け入れるのに時間がかかりました。
共働きの親は親なりに私を愛してくれたのではないかと思っていましたが、常に感じている空虚感や孤独感の正体は親から十分な愛情をもらっていなかったことを少しずつ理解していきました。
いつか見捨てられるのではないかと怯えている幼い私に気づきました。
30代となり、親から足りない愛情をもらうのではなく、自分自身を愛し認めてあげることで自立した新たな一歩を踏み出すことができました。ありがとうございます。